ゆるゆるSEの日常

3年目目前の書き散らし

気がつけば3月も折り返し、1Qが終わろうとしている。

4月になれば私はいよいよ新人とは言えなくなる。社会人として独り立ちする日が来るのである。特に肩書きが変わることへの希望はなく、今と同じような日常が続くのだろうと漠然と思っている。

 

入社から2年間の間、私たちはコストの安い新人として扱われる。この期間に名ばかりのOJTで仕事に対する理解度を上げ、戦力になるよう努力を求められるのだ。

私のOJT期間は、特殊なプロジェクトにいた関係で研修が終わった直後からお客様対応、お客さんと何かあった時に矢面に立ったのは自分だった。

キャリアの観点では正直なところお客様対応なんて5年目などの中堅レベルで初めて経験でいいと思っている。もっとエンジニアリングや基礎知識を身につけたかった。しかしこれは新人のわがままなのだろう。

 

プロジェクト単位での仕事をしている人はご理解いただけると思うが、アサインによって要求されるスキル、身につくスキルは大きく変わる。

私はもっと黒い画面と向き合いたかったと今になって思う。ファーストアサインはローコードツールによる開発だった。他PJからもらったアセットを利用したミニ開発、非IT出身の新入社員にとっては適したアサインだったのだろう。しかし私はこのPJを通じて何もかもが嫌になってしまった。おまけに別のアサインを探すときに「あなたのコストでその技術力では、うちのPJでは開発をお願いできない」と言われる始末である。

ローコードも、他社パッケージのカスタマイズ導入も、シンプルな開発も、お客様対応も、全部苦手でできない私にどんなキャリアが残されているというのか。

 

こんな状態でため息が止まらないが、さらに悲しいことに上司はアサイン探しに非協力的で、1度availableに突入するとなかなか次のアサインが決まらない。世間では親ガチャという言葉が一時期話題になったが、ここでは部門ガチャ、上司ガチャだろう。

 

ここまでネガティブな言葉を並べてきたが、私も雇われの身。逃げることばかり考えるのも面白くないので、プロジェクトという働き方ができるのをポジティブに捉え、めげずにやりたいことにチャレンジしてみようと思う。

欲深くリードの職位を手に入れてから転職を狙うのも楽しいかもしれない。